雨の日や、猛暑日が続く時期は室内遊びがメインになりますよね。
でも、室内遊びのバリエーションや、アイディアが少なくてマンネリ化している...、と悩んでいる保育士さんやママもいるかと思います。
また、保育園の0歳児クラスでは1ヶ月~12ヶ月と月齢によって成長の発達が大きく違うため、それぞれに合わせた室内遊びを取り入れることに頭を悩ましている保育士さんは多いのではないでしょうか?
発達に合った遊びとは?どのようなことを取り入れたら良いのか?室内遊びがマンネリしている...
と、お悩みの保育士さんやママのために、この記事では雨の日に自宅や保育園でできる室内遊びのアイディアを紹介します。
月齢に合わせた内容もぜひ参考にしてくださいね!
保育園の室内遊びアイディア5選
0歳児クラスの担任になると1、2ヶ月~12ヶ月までの赤ちゃんの保育を行います。
ねんね時期の赤ちゃん、首がすわって間もない子、ハイハイで動き回る子、つかまり立ちができる子まで、月齢によって成長にバラつきがあります。
こちらでは、保育園でできる月齢に合わせた室内遊びを紹介します。
「手遊び・わらべ歌」
1~2ヶ月の赤ちゃんとコミュニケーションを取るのに最もオススメなのが「手遊び歌」です。
昔から歌われ続けている、わらべうたはリズムやテンポがゆったりしているので手を使った動きを取り入れながらでも歌いやすいのでオススメです。
この頃になると視力が発達して、目の前にあるものに反応するようになるので、大げさなぐらい表情に変化をつけて遊んであげましょう。
コミュニケーションを意識するようにして、目線をしっかり合わせて表情豊かに歌うことがポイントです。
口を大きく開けて歌ったり、顔を左右に動かしたり、舌を出したりしてオーバーリアクションで変化をつけましょう。
「風船遊び」
3~4ヶ月頃になると手足の動きも活発になってきます。
さらに視力は発達して動いているものをしっかりと目で追うようになります。
風船は、ふわふわと宙に浮き上下左右といろんな動きをするので、赤ちゃんの好奇心をくすぐります。
風船を目で追うことで動体視力を鍛えるトレーニングにもなりますよ。
好奇心旺盛な赤ちゃんは、手で風船掴もうとします。
なかなか掴めないかもしれないけど、風船は触るとキュッキュッという音がなるため赤ちゃんは興味を持ち反応します。
また、風船は柔らかいので怪我をする心配もありません。赤ちゃんでも安心して遊ばせることができますよ。
保育士さんが赤ちゃんを抱っこしてあげると目線が高くなり違った角度で楽しめます。
片手でやるのは危険なので、他の保育士さんが風船を「ぽんぽんぽん」と目の前でやってあげましょう。
風船遊びは、ねんねの頃から12ヶ月の子まで楽しく遊べるのでオススメですよ。
「紙を使った遊び」
6ヶ月を過ぎる頃には 寝返りも上手になり、お座りができる子が増えてきます。
手先も器用になり、片方の手でおもちゃを掴んでもう一方の手に持ち替えることができるようになります。
指先を動かす遊びを取り入れるようにしてあげましょう。
特にオススメなのが紙を使った遊びです。簡単にできるのでお勧めですよ!古新聞やティッシュなど紙を用意するだけで遊べます。
紙を赤ちゃんに渡したらあとは自由に好きなようにちぎらせてあげます。
ビリビリとちぎって破いてが面白くて夢中になりますよ!破いた紙を再利用して遊べます。
紙を集めて上から紙吹雪のように降らせてみたり、ビニール袋に入れて 口を閉じれば、ふわふわのボールが作れますよ。
紙を破いた後も違う遊び方がバリエーション豊かにありますよね!
紙遊びのポイントは、赤ちゃんが好きなように破かせてあげることです。
ただし、 破いた紙を口に運んで飲み込んでしまう可能性があるため、目を離さないように十分注意しましょう。
「ハイハイで鬼ごっこ」
10ヶ月を過ぎる頃になると、ハイハイが上手に できるようになります。
ハイハイのスピードも速くなり方向転換もできるようになるので、赤ちゃんは自由に行きたい場所へ行くことができるようになります。
また、ハイハイは腕の筋力を 鍛えるためにとても大事な運動です。
ハイハイで鬼ごっこは、保育士さんが鬼役になって追いかけるという遊びです。
ハイハイで鬼ごっこの遊びを取り入れることによって、次のステップ、 つかまり立ちや、一人歩きへスムーズに移行できるかと思います。
「マット遊び」
マット遊びは全身を使った運動ができるので、室内遊びの中でも特にオススメしたいです。
大きめのマットを敷いた上で ハイハイをしたり、 マットの下に台を置き少し高さを出してあげると滑り台の出来上がりです!
保育士さんが手を貸してあげて、滑らせあげると安心です。マットは乳幼児の運動会でも役立ちますよ!
最近はカラフルな色のマットもあるので、明るいはっきりした色を選ぶと視覚の発達にも繋がります。
ゴロゴロと転がってみたり、ハイハイをしたり、跳ねたりと運動感覚を養うためにマットを使用した遊びはオススメです。
【自宅でのオススメ!室内遊び】
雨の日に自宅でできる室内遊びについて、 私の子供たちが良く遊んでいた内容を紹介したいと思います。
自宅でどのような遊びををしたらよいのか?0歳の時期に楽しめる遊びについて知りたいという方の参考になればと思います。
「ワンワン大好き!」
私の子供たちはNHKの乳児向け番組の「いないいないばぁ」が大好きででした。
番組を見ながらで流れてくる音やリズムに合わせて、足をバタバタさせて喜んでいました。
また、つかまり立ちができるようになった頃には、テレビの前に立って自分でリズムをとって楽しそうに踊っていました。
特に番組の顔であるキャラクターの 「ワンワン」がお気に入りでいつも反応してましたよ!
私の子は3ヶ月頃から音を認識していたようで、「いないいないばぁ」の音楽を取り入れて、徐々にリズム感や音感が身に付いて行ったことを覚えています。
「お風呂でプール遊び」
梅雨入りしてムシムシと暑い日や、夏場に活躍してくれたのがビニールプールです。
我が家では、お風呂の床に子供用のビニールプールを置いて良く遊びました。
お水を15㎝ぐらい入れて、その中に おもちゃをたくさん浮かばせて遊ばせていました。
お友達を呼んで一緒に良く遊びましたね。
私の子は水遊びが大好きで出たくないと、よく大泣きされましたが赤ちゃんを長時間プールの中で遊ばせるのは危険です!
目安として15~ 30分以内にしましょう。それ以上入っていると 風邪をひいてしまったり、体調を崩す原因になり兼ねません。
実際に私の子供はプールに入りすぎて熱を出したことがあります…。
長時間の水遊びをしないように注意してくださいね。
「紙をビリビリ」
10ヶ月過ぎた頃から良く遊んでいましたね。
いらなくなった雑誌の紙などを1枚づつ破いて渡すと、嬉しそうに笑顔でビリビリと破いて遊びました。
長く破いてみたり、 丸めて投げたり 、私がさらに細かく切ってあげると頭の上から紙をかぶって遊んでいました。
その動作を何回も繰り返しては喜んでいました。
ただし、後片付けが大変です...、あちこちに紙が散らばるので拾うのが大変なんです。
そこで考えたのが大きめのビニールプールの中で遊ぶことです。
子どもと、紙をビニールプールの中に入れたら、その中でビリビリさせます。
遊んだ後は、そのまま他の部屋へ移動させるだけで片付けは完了です。
次に遊びたい時にサッと出して使えますよ。
まとめ
今回は、0歳児の、雨の日の室内遊びについて紹介しました。
まだ意思疎通の難しい 赤ちゃんですが、スキンシップやコミュニケーションを取りながら室内でも楽しく 遊びましょう。
この記事が参考になれば幸いです。