保育士の悩み

保育士は仕事を辞める理由まとめ ★保育士はいつ転職したいと思う?

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保育士は仕事を辞めたいと思う理由を解説近年、保育士の需要は益々高まっています。しかし、保育士の仕事は子どもの命を預かるという大変責任の重い仕事であり、体力面においても重労働であることで知られています。

現役の保育士が「保育士の仕事辞めたい…」と思う理由は様々なものが考えられます。今回は、実際に働く保育士が仕事を辞めたいと考えたり、転職したいと思う時はどんな時なのかを解説したいと思います。現在、現職の保育士で保育士の仕事を辞めようか、転職しようか迷っている方はぜひ、参考にしてくださいね。

保育士の仕事内容について 理想と現実

保育士の仕事内容は理想と現実が違う!

保育士という仕事を聞いてどのような仕事内容を想像するでしょうか?一般的に想像する内容としては「子どもの世話をする仕事」ではないでしょうか?一般的に想像する保育士の仕事内容は保育士の仕事の一部です。保育士の仕事内容は、子どもの世話以外にやるべきことが多岐にわたっています。

(1)子どもの食事や睡眠、排泄、衣類の着脱など身の回りの援助

子どもの健康や健やかな生活維持に関わる部分です。クラス担任制をしいている園が多く、もし自分の担当が0才などの乳児であればおむつ交換や食事介助などの援助の割合が多くなります。1日の多くの時間を園で過ごす子どもたちにとって、一日の半分以上を過ごすのが園生活です。その中で子どもの食事や排泄の身の回りの世話にかかる時間は大変多いと考えられます。

(2)保育室の壁面構成や環境整備

保育室の装飾や子どもたちが描いた絵を壁面に展示するなども保育士の重要な仕事です。壁面構成では、保育室の壁にその季節にあったモチーフを考えて装飾します。画用紙や紙テープなどを使用し可愛く仕上げるためにはそれなりの時間を要しています。

子どもたちが日中ほとんどの時間を過ごすのが保育室です。そのため、子どもが見て季節感を感じられるようなものを毎回考えていきます。これらの作業は子どもが降園してから保育士が準備することが多いです。保育士の勤務時間内ではなく、時間外の作業になることもあります。

(3)連絡帳や日誌などの記録業務全般

連絡帳の記録は、保護者に園での生活を知らせるための大変重要なものです。今日一日、子どもはどのように過ごしたのか、また家庭での子どもの変化を保護者が記入することもあります。そういった場合には保育中の過ごし方に配慮が必要な事もあります。

保護者と園とのコミュニケーションの場でもあるため、事細かに記入します。通常、連絡帳の記入は保育中に行われることが多いため、保育士は多忙な仕事の合間を縫って連絡帳に目を通しています。保育士の仕事として書き物が非常に多い傾向もあります。

(4)保護者対応

保護者対応が苦手だと感じる保育士も多いと思います。保護者からのクレームが出た場合は事情を聞き、臨機応変な対応が求められます。保育園での出来事の中には園児同士での物の取り合いや喧嘩なども含めて様々な事が起こっています。保護者に事情を聞かれるケースもあるかもしれません。そのような時は、保育士としての専門的な視点から事情を説明する必要があります。

保護者と保育士とのコミュニケーションを円滑にしておくことは日ごろの保育でもプラスに生かされます。しかし、この保護者対応が苦手と感じる保育士がいることも事実です。

(5)園だよりなど配布物の作成

園だよりなどの配布物を作成することも保育士の仕事です。最近のクラスの様子やこれからの園のスケジュール、持ち物の準備の予告など園生活に関わることが事細かに記載されいます。園でどのような行事をするのかなどは園だよりなどを通じて保護者に伝えられます。パソコンなどを使用し園だよりを作成する園もあれば、全て手書きのみという園もあり作成方法は様々です。

園だより作成は時間のかかる作業です。園によっては毎週出す園だよりとクラス別に出すお便りなど数種類を作成しなければならないこともあり、日々の保育をしながらの負担は大きいと感じる保育士もいるかもしれません。

(6)教育教材の下準備、遠足の下見など

日々の保育を実施するにあたり必要なことは教育教材の下準備です。例えば明日、絵の具を使う保育をするならばその下準備が必要です。色を事前に作っておくなど子どもが絵画活動にスムーズに取り組めるように保育士は事前準備をしておきます。また、園ではその季節ごとの行事も盛りだくさんです。入学式、遠足、運動会など行事に合わせて必要な下見や事前準備を随時行います。

ここまで、保育士の仕事の一部を紹介してきました。ここには書かれていない園内の安全点検や保育士の力量を上げるための研修会への出席など現役の保育士がやらなければならないことは非常に多いと考えられます。仕事内容は多岐にわたっており、これからの仕事に優先順位をつけ、効率よくこなす能力も保育士には必要です。

保育士が仕事を辞めたい、転職したいと思う理由

保育士が仕事を辞めたいと思う理由とは?

ここからは、保育士が仕事を辞めたい、転職したいと思う理由を考えてみたいと思います。

保育士が辞める理由① 給与と労働条件

保育士の給与は平均17~22万円と言われています。社会保険などが差し引かれた場合の手取りは13万円などの場合もあります。1人暮らしの場合は、この金額で生活すること自体が難しいかもしれません。あまりの給与の安さに仕事は好きだけど続けるのは無理と考える保育士がいても不思議ではありません。

また、園での残業は残業代が付かないことも珍しくありません。サービス残業で仕事内容も責任が大変重く、それに合う報酬を得ることができないとなれば保育士を続けることが難しくなるのが現状です。また、近年、保育士不足が懸念されています。園全体の保育士の人数が不足してしまうことで、1人の保育士にかかる負担が大きくなっていることも原因の一つと考えられます。

保育士が辞める理由② 園内の人間関係がうまくいかない

園内での人間関係に悩む保育士も多いようです。保育士になる男性がいるとはいうものの基本的には保育士は女性が多い職場です。女性同士のコミュニケーションがうまくはかれず、同僚からの厳しい言葉が自分に向けられることもあります。また、園長などの上司と折り合いが悪いなども原因の一つと考えられます。

保育士が辞める理由③ 保護者との関係

子どもがけがをした場合、クレームをつける保護者も実際にいるかと思います。そのような場合に保育士が対応するのですが、なかなか対応が難しいケースもあるようです。保育士の仕事は続けたいけれど、保護者対応は苦手という保育士もいるかもしれません。

保育士が辞める理由④ 自分の考えと保育方針の違い

その園の保育方針は、園に就職する前にチェックすべきポイントでもあります。その園がどのような所に重点をおいて保育を行っているのかはその園で実践される保育内容に直結する部分だからです。しかし、実際に園に入ってみないとわからないところがあるのもまた事実です。

希望の園で働きだしたけれども「子どもへの接し方が自分の理想と全然違う…」と思い退職するケースもあります。また、園全体の雰囲気が正しいと思うことでも何も言い出せない雰囲気だったなどの場合もあります。自分が働きながら日々感じる不安や違和感などから保育士を辞めたいと感じることがあるようです。

保育士を辞めたいと悩んでいる方へ

保育士を辞めたいと思ったら、どうすればいい?

ここまで、保育士の仕事内容と現職の保育士が「保育士を辞めようかな…」と思うきっかけになるいくつかの要因を見てきました。いかがでしたか?

保育士の仕事は子どもに直接関わる業務以外に保育室の壁面構成や連絡帳記入、園だよりの作成など仕事内容が多岐にわたっているのが特徴です。行事の開催がある時は休日出勤もあり、園によっては早出、日勤、遅出の勤務形態をシフト制で行っているところもあります。子どもに接する仕事であるため、体力的にもつらい、きついと感じる保育士もいることと思います。

現代は一度、一つの職場に就職すれば退職までお世話になるという時代ではなくなってきていますね。もしも、保育士を辞めたいと思われている保育士さんはしっかり検討した上で、別の道を選ぶことも1つです。別の道を選んだことでこれまでの経験が全て無駄になってしまうわけではありません。

きっと、次の仕事やあなた自身の次のステージで保育士の仕事を通じて得たあなたの経験は役に立つはずです。保育士の仕事についても、つかなくても、その中で得た経験はあなたのこれからを支えていってくれるものになるに違いありません。保育士を辞める、転職する点については、幅広い視点で考えられるといいですね。

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